渋谷> 50年後に残る家族文集のススメ

20年間フリーライターとして仕事をしてきた私に影響を与えているのは、祖父の存在です。まだ私が生まれていない50年前に、祖父は60歳をきっかけに家族の文を集めた「家族文集」を作り始め、それが25年後の自分史の自費出版につながりました。祖父母がどんな時代をどのように生き、どう感じたのかを「読む」ことができる孫としての思い、...

渋谷> グリーフとは:自分史断絶の叫び

グリーフとは、断絶の狭間からの悲痛の叫びです。過去と未来が繋がらなくなった自分史には 架け橋を作ることが 急務となり、その架け橋とはまさに「喪失の物語」を作ることです。 グリーフワークといって、かけがえのない人の死という 出来事を語り、またその意味に思いを馳せるワークですが、物語作成に有効な手段です。 遺された人生をよ...

渋谷> 介護を支える自分史

介護の重心は認知症ケアと看取り援助へシフトしています。認知症ケアは短期記憶の喪失をカバーしながら、長期記憶に寄り添った支援が重要となります。どこで生まれ、どこで暮らし、どんな価値観を持って生きてきたのか、今の行動はどの時代に生きているものなのか。そして人生の最期のステージ、人生を生ききるための看取り援助へつないでいきま...